テレビや新聞、雑誌などで
人物を紹介する時(政治家、芸能人、犯罪者など)に使われる
元 肩書氏名、前 肩書氏名のような
肩書の前につく元とか前って必要なのでしょうか?
過去の栄光にすがっているようにしか思えないのですけれど・・・
それ(元、前)って必要なの?
テレビや新聞、雑誌などで人物を紹介するときに
元アイドルグループの氏名とか、前○○大臣の氏名などのように
元とか前とかつけて紹介されます。
でも、それって必要なのでしょうか?
「前○○大臣の氏名といわれても、今はただの議員さんだよね」
「元アイドルグループの氏名といわれても、今は何なの?」
と思いませんか?
視点を変えてみれば
今現在○○大臣の職にある議員さんにすれば、
「いま○○大臣は俺(私)だけど・・・」
とか
いまも活動しているグループのメンバーにすれば
「辞めた(脱退した)人にグループの名前を使わないで・・・」
と思うのではないでしょうか?
特に不正や犯罪などで立場を追われた
政治家とかアイドルであれば尚更で
いい迷惑だったりもします。
で、今は何なの???
元○○とか前○○は、
確かに昔はそんなときもあったかもしれないけど
今は違う。
だから、「今は何なの?」「今は何様なの?」と聞きたくなってしまう。
ただ単に紹介するのが面倒くさいから
元○○とか前○○と使っているとしか思えないような・・・
見方を変えれば
元〇〇大臣に、
「俺(私)は、偉かったんだぜ。」と
過去の栄光を褒め称えて喜ばせるため
元アイドルグループのメンバーならば
「私にもこんな栄光の時があったのよ!」と
自己満足にふけらせるためだったりして・・・
いまは何者でもない
ただの人に気を使う必要はないと思いませんか?
まとめ
そもそも
会社を辞めた(自主退職、リストラなどなど)人は
「元○○会社の何々です」なんて自己紹介しないですよね。
会社の看板が外れ、会社の名刺もなくなり
身分を証明できるのは、
パスポートや免許証、保険証、マイナンバーカードといったところでしょうか。
つまり
『ただの人』、一般人なのです。
ただ、議員さんは任期が終えたり、議会が解散しない限り
『○○議員』という肩書は残りますが・・・
一般人になったとしても、
本当に力のある人ならば・・・
議員さんなら新たな大臣職につくであろうし、
元アイドルならばソロ活動で、あるいは活躍の場を変えて
世に出てくるでしょう。
その時に
新たな肩書で称賛してあげればよいのです。
だから、
元○○、前○○という呼び方はやめませんか?